2006年3月31日 (金)

借金王への道

本日銀行から「融資の審査が通りました」との連絡がありました。事前審査を通っていますから、形式的といえば形式的なのですが、それでもやっぱり正式に大借金を背負う事が決定したわけですので、身の引き締まる思いが致します。

さて、庶民の家を建てるにあたり当初からこだわっていたのが予算です。こだわったというかこだわらざるを得なかったというか単にお金がなかっただけなのだ、借りられるだけ借りれば庶民の家を超えるミニ豪邸くらいはできたのかも知れませんが、伝吉もIKUKOも借金の返済に追われる日々だけは送りたくなかったのです。家は欲しいけど、旅行もしたいし、車も欲しい。子どもにだってお金がかかるし、家族が増えることだって考えられる。毎月の返済でいっぱいいっぱいの余裕のない生活はしたくありません。ですので、借金は今のアパートの家賃程度に抑えようということで、様々なHMと交渉を重ねてきました。今となっては懐かしいT建設やMホームと袂を分かったのも、結局は金銭的な折り合いがつかなかったからです。

予算の詳細を明らかにすることはできませんが、今回の伝吉邸プロジェクトの場合、

  • 土地代 予算総額のおよそ35% 県庁所在都市郊外の住宅地。約50坪。鉄道はないが、バイパス・高速道IC至近。市内中心部まで車で約10分。
  • 建築費用 予算総額のおよそ65% 延べ床面積約36坪。3LDK。この中には銀行への保証料、司法書士への報酬、登記費用など諸経費も含む。建築費に含まれないカーテン・外構・エアコン費用も含む。

という内訳になります。また、資金については

  • 自己資金 予算総額の4%計算してみて少ないのにびっくりした・・・ 純粋に伝吉邸の貯金から出した額の割合。本当に少ないですね。
  • 親からの援助 予算総額の16% IKUKOの実家からの資金援助。ありがとうございます。
  • 銀行からの融資 予算総額の80% かなり抑えたつもりだったのですが、数値化してみるとやはり依存度は高いですね。この借金を35年かけて返済していくことになります。

年収に占める年間返済額の割合は約18%となっています。返済額の割合は25%までが適正とされていますから、伝吉邸の場合は少し余裕を持った予算を組めたのかな、と思います。ただし、上の資金割合から見ると自己資金の割合が少なくなっていますが、土地の手付金や請負契約締結の際に契約金が必要だったりします。それらは援助や融資を受ける前に支払う必要がある場合がありますから、後で援助や融資で補填するとしても、まとまったお金はあらかじめ用意しておいた方がいいと思います。伝吉邸の場合も結構かかってしまいました。

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2006年3月17日 (金)

2年前の人おめでとう

伝吉の仕事にしては珍しく、火曜日から昨日まで出張に出ていました。昨夜帰ってきたら、風邪でIKUKOと下の子がダウン。そのまま下の子を夜間外来に連れて行ったりと疲労困憊の伝吉です。

さて、家づくりの方は日曜日に最後の最後の打ち合わせがあります。今日はそのための資料をM部長が持参してくれました。今回の打ち合わせは仕様の確認と住宅ローンの本申し込みです。

住宅ローンについては今まで書いてきませんでしたが、家づくりには欠かせない、ある意味では最も重要な事柄であります。何てったって、この後30年以上も伝吉一家の生活を規制する大借金をするわけですから、どこから、どんな条件で、どれだけ借りるかは今後の伝吉一家の生活を直接的に左右します。早い時期から、研究を重ねて参りました。

そんな中、全国各地の住宅購入希望者に衝撃のニュースが飛び込んできましたね。そうです、金利が上がるんです。はっきり言って、住宅をこれから建てよう・購入しようという人間にとってこれ以上衝撃的な話がありましょうか(いや、ない)。超低金利時代に生きて久しい庶民にとって、このニュースは最も恐れていた事態です。どこのHMの営業さんと話していても「今がチャンスです。金利がいつ上がってもおかしくないですよ」なんて言われましたが、本当にその時期がやってくるのです。もう、このせりふ使えないな。これに消費税10%に、なんていう事になったら庶民の家なんか建ちません。無理です。

このニュースを聞いたIKUKOがため息をついて一言。「2年前にローン組んだ人勝ち組だな…」こればっかりはギャンブルと一緒で、いつどのくらい金利が変動するかは庶民には分かりません。今後、着実に金利が上昇するとすれば、金利の底だったのは2年前くらいになるようです。その時に35年固定金利を選択した人は、今頃きっと笑っていますね。おめでとうございます。いいなぁ。

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2006年2月18日 (土)

終戦!?

本日打ち合わせに行って参りました。結果は予想通りでした。

予算的には標準外の変更・グレードアップを全てひっくるめておよそ200万のオーバー。伝吉側としては地盤改良費がかからなかったことを最大の理由として値引きをお願いしていました。

G不動産側が出した回答は、「当初予算内に含まれていたカーテン工事・外構工事見積もりをはずしてもらえれば、あとは本体価格として当初の予算内として承認します。それ以上は無理です」ということでした。

カーテン費用・外構費用は当初見積もりでは合わせておよそ100万。つまり200万オーバーのうち、半分はG不動産側、半分を伝吉側が負担することで両者痛み分けというかドローというか。この条件で手打ちとしました。今まで粘りに粘ってきましたが、ここが落としどころと判断し、この条件で着工となりそうです。

予算を巡る長い長い攻防は今日でひとまず終了です。次週は仕様の最終打ち合わせ、再来週当たりに地鎮祭、という流れになります。いよいよ伝吉邸プロジェクトも最終段階に入ります。

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2006年2月10日 (金)

引越の極意(他にも応用可)

昨日からIKUKOが体調を崩し、家事と育児と持ち帰りの仕事でブログまで手が回りませんでした。今日は回復しました。さぼらずがんばります。

さて、家づくりはしばらく進みようがありませんが、その間に少しでも家づくりにかかるお金を抑える作戦について考えてみようと思います。今日は、めでたく新居が完成した際の引越についてです。

伝吉は転勤商売です。とは言っても、全国展開ではなく、県内の移動だけです。今のアパートに住んでおよそ2年。それまでは現在住んでいる県庁所在都市から60㎞ほど離れた県内第2の都市に住んでいました。そこから今のアパートに越してきたわけですが、その時IKUKOは第2子を妊娠中。1人目も2歳ちょっとで手が掛かります。そこで、引越は梱包から搬出、移動、新居への搬入と整理の全てを業者にまかせる(お任せパックとか楽々パックっていう奴です)タイプのサービスを使いました。

相方の伝吉が言うのも何ですが、IKUKOはお金に関しては非常にシビア。少しでも安く抑えるためには並々ならぬ執念を見せます。買い物も定価では滅多に買いません。必ず値引き交渉をします。生鮮食料品も値引きシールが貼られる時間帯を狙って買いに行く徹底ぶりです。学生時代を関西で過ごしたIKUKOにとっては当たり前なんだそうです。伝吉は小心者で、できません・・・すみません。このときはタウンページで主要な引越業者に電話をかけ、都合10社ほどに見積もりを打診。1日に2~3の業者に来てもらって見積もりを出させていました。その際にも必ず「御社をはじめ、数社に見積もりを出してもらっています。一番安い業者に依頼します」とはっきり言うようにしていました。これは引越に限らず、かなり効果がありますよ。

引越業者と言っても料金は千差万別。大きくわけると、

  • クロ○コなど運送系の会社。スタッフはほとんどバイト。料金はかなり安い。当時は「引越王○通」などというCMがあったが、料金はクロ○コにかなわず。「どこが引越王じゃ」とIKUKOがつっこんだが、「すみません」と言われた。
  • 引越専門業者。○○引越センターという名称が多い。スタッフは専任の社員が多い。バイトよりも専門性にすぐれており、破損なく安全にできることを売りとする。ただし、料金は割高。

もう2年前のことだし、ぶっちゃけ料金を載せますが、一番安い業者で15万円くらい。高い業者は30万を超えていました。おもしろかったのは、専門業者ほど他の業者の料金をちらつかせて値引き交渉をしても、乗ってこない(値引きしてくれない)傾向がつよいということ(あくまで経験上です。今はそうではないかも知れないです)。中には、「ウチはプロですから」とその引越テクニックに絶大なる自信と誇りをもち、一切値引きしてくれないところもありました。対して運送会社系は概して割安だったと記憶しています。

何を重視して業者を選択するかは個人の好みでしょう。引越屋でバイトしたことのある友人は、「引越は絶対に正社員のいる業者にしか頼まない!」と言っています。やはり荷物の扱い、新居への配慮がバイトだといい加減になるのだそうです(これも友人の経験上です)。伝吉一家の場合は、やはり予算重視です。前回の引越の際、業者によって2倍も料金に格差があることを知りました。少しでも安くする努力を重ねながらいい業者を捜す、家づくりと共通点があるのではないでしょうか。

伝吉邸ができるのは夏です。新居は今のアパートから直線距離で300㍍くらいでしょうか。おそらく自分たちで運べるものは運んで、大きく重たいものは業者に依頼、という形になるのでしょう。引っ越し費用ってバカになりません。抑えるべきところは抑え、その分を少しでもいい家づくりに回す。がんばります。

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2006年2月 5日 (日)

闘い済んで、日が暮れて

昨日予告したとおり、午前中打ち合わせに行って来ました。

今日のメインは今までの変更・追加点についての金銭的な確認です。数字がモロに出るので、庶民の家にとっては着工前の大きな山場でありました。。。

打ち合わせ先のモデルハウスに向かう車の中からIKUKOは心臓バクバク。昨日の夜は寝られなかったようです。伝吉はぐっすりでした。なるようにしかなりませんからね。まあ、予算オーバーは覚悟していますが、事前に2人で申し合わせた基本方針は「当初予算絶対堅持」です。団結ガンバロー!そのための秘策も用意してきました。

で、結果は・・・・・

予想通り、約200万オーバー。1つ1つ差額が出た項目について、M部長から説明があります。いつもとはちがう空気の流れる室内。黙りこくる伝吉とIKUKO・・・。ただでさえ控えめなG部長が抑えたトーンで、申し訳なさそうに、言葉を選んで説明していきます。やはり長いつきあいとはいえ、金の切れ目は縁の切れ目と申します。お互い慎重でありながら金銭的には一歩も譲らないぞ、さあどう出てくる・・・といった空気が流れます。

説明終了を待ち、鉄砲玉IKUKOが先陣を切ります。「地盤改良費がかからなかったですよね。その予算分は差し引いてくれてますか?」伝吉邸建設予定地は地盤調査の結果、この辺にしては珍しく「地盤改良の必要なし」の判定が下されています。「秘策」とはこの部分を持ち出して譲歩を引き出すことだったのです。

対するM部長と設計担当のD氏は、通常かかる地盤改良費を60~70万と予測し、それは差し引きましょうとのこと。それでも140万ほどオーバーです。あとは、譲歩できる部分のさぐり合いになります。伝吉側にもあらかじめここは削っても仕方ないなと思っていたテレビ台(薄型TV用、でも購入予定なし)をあきらめました。次に狙われたのが床材。昨日にも書きましたが、人目に付く1階を中心に結構値の張るフローリングを選択していますが、これが予算を圧迫する形に。でも、標準のものはどうしても使いたくない・・・。そこで、D氏が一言。「値引率の関係で通常は使わないのですが、松下さんのフローリングなんかどうですか?」伝吉たちの選んだ床材は、値引率のいい大建でも相当高額の製品だったようです。この提案に、IKUKOが飛びつきます。で、結局うち合わせ終了後、松下のショールームに直行することになりました。そこで、価格を抑えたいい商品がないか探してみます。

と言うことで、伝吉側も譲歩できるところは譲歩し、G不動産側もM部長がもう一度見積もりを再検討してくれることに。すっきり決着!というわけにはいきませんでしたが、2週間後に再度打ち合わせということになりました。IKUKOはこの2週間という時間を悶々と過ごすことに耐えられるのか!?

その後、松下さんのショールームに行きましたが、はっきり言って行ってよかったです。大建よりも定価がずっと安く、伝吉たちの理想の床材を発見しました!白いフローリングです!!これが入るといいな。

実は先程まで持ち帰った見積書を細部にわたって検討していたのですが、いくつかの疑問点を発見しました。見積書は面倒でも本当に細かいところまで確認した方がよいです(←これ本当に重要)。今回の疑問点は、

  • キッチンの変更点について、変更していないところも変更され、予算も上げられていた
  • 標準外(のはず)の商品を入れたのに見積もりに入っていない。変更されていない?

1点目は定価で計算しても10万以上予算が浮くはず。2点目については、伝吉が今日の打ち合わせの際に「もうこの見積書以外にお金がかかることはありませんね?と念を押してある相手の答えは「もちろんです!」ので大丈夫なのか、はたまた単に入れ忘れているのか(忘れていたとしても伝吉の一言がどう影響するのか?)気になるところです。IKUKOは2週間も待てないらしく、先程M部長にメールしておりました。

さて、攻防はまだまだ続きます・・・。

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